目次
- 1. Django Girls チュートリアル
- 1-1. 動画やチャットでのサポート
- 2. チュートリアルのゴール
- 3. PC環境について
- 4. インストール
- 5. 仮想環境
- 5-1. ディレクトリの作成
- 5-2. 仮想環境の作成
- 5-3. 仮想環境の起動
- 5-4. Django のインストール
- 6. ここまでのまとめ
Django Girls チュートリアル
Django Girlsのワークショップで行われる内容を、ワークショップに参加しなくても勉強できるようにチュートリアルを用意してくれています。
チュートリアルのWebページはすべて日本語です。無駄に丁寧な日本語がなんとも言えず癖になりつつあります。
環境構築やコマンド実行に関しては、OSごと(Windows, OS X, Linux, Debian or Unbuntu, Fedora, openSUSE )に説明がある親切さです。
動画やチャットでのサポート
一人でも進めやすいように動画の準備を進めているとのことです(英語かな?)。動画はまだ準備中ですが、「YouTubeチャンネル Coding is for girls ですぐに多くのことがカバーできるでしょう」とのことです。ま、英語の動画なんですけどね。
質問できる人が周りにいないときのために、チェットを用意してくれています。
ワークショップに参加したことがある方やコーチの方が助けてくれるそうです。たぶん英語ですけど!笑
https://store.djangogirls.org/ でグッズも販売しているので、興味がある方や支援したい方は見てみてください。
チュートリアルのゴール
「Djangoで小さなウェブアプリを動かせるようになります。」がこのチュートリアルのゴールです。
このチュートリアルを終わらせれば、実際に動作する、自分の小さなウェブアプリを1つ動かせるようになります。私たちは、アプリをインターネット上で動かす方法を教えます。インターネット上で動くようになれば、あなたが作ったアプリを世界中の誰でも見られるようになります!
PC環境について
チュートリアルは上記のようにいろいろなOSをサポートしています。今回はVirtualBox上のUbuntu 18.04でチュートリアルを進めていきます。
確認してないですが、Windowsでも問題なく進められると思います。
インストール
では、インストールのページから始めていきます。以降のチャプターでも随時インストールの説明がありますが、このページにはインストール関係の内容が集約されています。各チャプターでインストールをしてもいいですが、今回はここでやってしまいます。
以下のインストールのうちPythonとコードエディタに関しては省略して、仮想環境のセットアップから順に始めていきます。
- Pythonのインストール
- コードエディタのインストール
- 仮想環境(virtualenv)のセットアップとDjangoのインストール
仮想環境
仮想環境(virtual environment, virtualenv)を作成して、Python/Djangoのセットアップを他のプロジェクトから隔離します。仮想環境で作業することで、環境に変更等を加えてもほかのWebサイト開発に影響を与えずに作業できます。
ディレクトリの作成
ホームディレクトリに djangogirls ディレクトリを作成します。作成後、カレントディレクトリを djangogirls ディレクトリ変更します。
$ mkdir djangogirls
$ cd djangogirls
仮想環境の作成
myvenv(または任意の名前でもOK)という仮想環境を作成します。
$ python3 -m venv myvenv
仮想環境の起動
先程のコマンドで仮想環境を含むディレクトリが生成されたので、次に仮想環境を起動します。
$ source myvenv/bin/activate
任意の名前で環境を作成した場合はmyvenvのところを忘れず置き換えましょう。
virtualenvが起動するとプロンプトの行頭に(myvenv)と表示されて、仮想環境の中で作業していることがわかります。
画像は djangogirls_blog というディレクトリでチュートリアルを進めているので、カレントディレクトリが djangogirls_blog となっています。
仮想環境の中で作業しているときはPythonは自動的に正しいバージョンが参照されるので、python3コマンドの代わりにpythonコマンドを使うことができます。
Django のインストール
まず、Djangoをインストールするために最新バージョンのpipをインストールします。
(myvenv) ~$ python3 -m pip install --upgrade pip
Requirementsファイルは pip install でインストールするためのパッケージリストが記載されているファイルです。
djangogirlsフォルダの中に requirements.txt ファイルを作ります。お好みのテキストエディタでどうぞ。テキストファイルの内容は次のようにします。
Django~=2.0.6
次にpipでDjangoをインストールします。
(myvenv) ~$ pip install -r requirements.txt
Successfully installed Django-2.0.13 と表示されていて、正常にインストールが完了しています。
ここまでのまとめ
以上で、Pythonの仮想環境を作成してDjangoをインストールができました。(Pythonとエディタのインストールは省略しましたが。)
チュートリアルではこの後は、Chromebookのセットアップ・インターネットの仕組みなどから、Python入門・Djangoのインストールなどがありますが、そのあたりはスキップしてDjangoのプロジェクト作成をやっていく予定です。
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